1842
ドイツ西部の町ベンスブルク(現ベルギッシュブラードバッハ)で、ヤーコブ・オファーマンがタンナー(皮革生産会社)としてオファーマン社を設立しました。
170 年もの歴史に培われ、ドイツ気質に裏打ちされた職人技。
たゆまぬ探究心から生み出された最新技術。これらを融合する
ことで、オファーマンは製鞄技術に磨きをかけ続けてきました。
それは、"進化する伝統" に貫かれたものづくりの歴史です。
ドイツ西部の町ベンスブルク(現ベルギッシュブラードバッハ)で、ヤーコブ・オファーマンがタンナー(皮革生産会社)としてオファーマン社を設立しました。
3代目マティアス・オファーマンがケルンで皮革製品の製造工場とショップを開設し、スーツケースの生産を開始。
オファーマンのスーツケースは、列車や自動車のトランクに収納できるようサイズが調整されていました。
スーツケースにとどまらず、さまざまなタイプのビジネスバッグやトラベルバッグの開発にも重点が置かれるようになりました。
新規事業が順調に成長し、増産のため生産拠点を製革工場のあるベンスブルクに移転しました。
現在では見る機会の少なくなったシルクハットケース。当時はオファーマンが提供する重要なアイテムのひとつでした。
創業100周年を記念する特別な刻印。この年製作されたレザーケースの内部に、スペシャルエディションを示すものとして施されました。
増産にともない、さらなる生産スペースを確保するため、工場の積極的な規模拡大が図られました。
アルミフレームを採用し、軽さと耐久性、機能性に富む画期的なアタッシェケースを開発。 世界中のエグゼクティブたちの「愛用品」となりました。 |
ドイツ国内で開催された皮革製品の見本市。西ドイツ(当時)のカール・カルステンス大統領オファーマンのブースを来訪。
日本上陸を果たしたオファーマン。鞄の優れたデザインに対し、通商産業省(当時)から「グッドデザイン賞(Gマーク)」が与えられました。
オファーマンブランドは、世界各国の一流百貨店において展開を拡大。
170周年記念シリーズ
「LEGENDE」を発表。ドイツの名門タンナー・ワインハイマー社製の高級カーフ「ワープロラックス」を使用したこのシリーズは、「LUXURY IN LEATHER」というオファーマン哲学にも通じる最高峰の逸品です。
そして現在、
その製品はビジネスやトラベルのみならず、カジュアルバッグや革小物など、
あらゆるライフシーンをカバーするまでに広がり、
多彩なアイテムを展開しています。